INTERVIEW
伊藤 雅生 / Masaki Ito
自分を生きるという決断

経歴
高校卒業後、社会人野球選手として約3年間プロを目指す。国体にも2度出場したが、やり切ったと感じ引退を決意。地元の和菓子企業で幅広い業務を経験した後、5年前に東京へ。上京後は投資詐欺や運転手業務での過酷な労働を経験し、借金を抱えるなど壮絶な日々を送る。映像制作会社の立ち上げを経て、現在はAI搭載CRM「AITANE」の開発・営業に従事。月300アポという営業活動の中で見出した「本質的な顧客管理」を形にするため、次世代のCRMツール開発に情熱を注いでいる。
Q. 現在の個人事業主としての活動について教えてください。
現在、AI搭載のCRM(顧客管理システム)の開発・営業を中心に、3つの事業に携わっています。
1つ目は、4月にリリース予定のAI搭載のCRM(顧客管理システム)。これは、営業現場で日々発生する「メモ取り」や「日報入力」といった作業を一切不要にする、魔法のようなCRMです。お客様との会話に集中できる環境を作ることで、営業の本質である「顧客との対話」に時間を使えるようにすることを目指しています。
2つ目は、FDE(常駐開発モデル)。エンジニアがお客様のオフィスに実際に入り込み、業務フローを見ながら1〜2ヶ月かけてその場で開発を行うサービスです。
3つ目は、生成AIのリスキリング研修。企業様が生成AIを活用できるようになるための研修プログラムを提供しています。
私の役割は、全ての商材のフロントとして、お客様の課題を丁寧にヒアリングし、最適な提案を行うこと。特に開発中のCRM(顧客管理システム)には強い思い入れがあり、営業現場で自ら感じた課題を解決するツールとして、情熱を持って取り組んでいます。
Q. 活動のきっかけを教えてください。
原点は、高校卒業後に約3年間打ち込んだ社会人野球にあります。プロを本気で目指し、国体にも2度出場しましたが、周囲の圧倒的な才能を目の当たりにし、「やりきった」と感じて引退を決意しました。
野球選手にはなれなかったけれど、仕事で頑張ろう。そんな想いで地元の和菓子企業に就職したのち、ある経営者から「東京に来いよ」と声をかけられ、5年前に、個人事業主の形で東京に飛び出しました。
しかし、東京での日々は想像を絶するものでした。
当時22歳で投資詐欺に遭い、友人や家族を巻き込んで大金を集めてしまいました。信頼してくれた大切な人たちを巻き込んだことが、何より辛かった。
その後、別の会社で運転手兼秘書として働き、朝8時から翌朝4時まで社長に同行、毎日3時間睡眠の生活が約1年間続きました。適応障害に陥り、本気で首を吊ろうとしたこともあります。友人たちが止めてくれなければ、今ここにはいませんでした。
借金が膨らんでいく中、別の事業で1,500万円分の契約を取ったにもかかわらず、不正疑惑で入金がストップ。「なんで俺だけこんな目に遭うんだ」と、自分を責めました。
転機は、月300アポを取り続けたことでした。がむしゃらに動き続ける中で、前向きな人たちとの出会いが増えていきました。苦しさを抱えながらも前に進む強さを持つ仲間たちを見て、「まだ負けたくない」と思えるようになったんです。気づけば借金も完済し、人生が少しずつ好転していきました。
そして、この300アポの経験こそが、今のCRM(顧客管理システム)開発につながっています。打ち合わせ後のメモ取りや日報入力に追われ、「誰と何を話したか」さえ忘れてしまう日々。「営業の本質はお客様と話すことなのに、なぜこんなに事務作業に時間を奪われるのか」という疑問が、開発のきっかけとなりました。
Q. 現在大事にされていることを教えてください。
今、私が最も大切にしているのは、自分を生きるという価値観です。
これまでの人生は、常に他人軸でした。周囲の目を気にし、「この人がこう言うから間違いない」と、他人の判断に自分を委ねてきました。それが詐欺に遭った原因でもあり、自分を見失った理由でもありました。
2025年の11月、「自分の人生を生きよう」と決意しました。たった一度きりの人生、他人のためではなく、自分のために生きた方が楽しいはずだと。
今は、心・体・関係性・自己実現(志)・経済という5つの軸でバランスを取ることを意識しています。
心:自分に優しく、人にも優しく。理想の自分を追いかける。
体:健康でアグレッシブに。
関係性:大切にしたい仲間との関係を深める。心や体が良くても、人間関係が悪ければ全てが崩れる。
自己実現・志:自分はどうありたいか、何を成し遂げたいか。
経済:お金はあった方が豊かに生きられる。
この5つを五角形で表した時、どこか一つが突出していてもダメだし、全てが3でもダメ。全てを5に近づけることを目指しています。
仕事においては、CRM開発に強い想いを持っています。セールスフォースという時価総額30兆円の巨大企業が存在する市場ですが、現場の声は「使いづらい」「入力が面倒」というもの。本当に現場に求められているものを作り、世界にリリースしていきたい。その想いが、「AITANE」という名前に込められています。世界中にAIの種を蒔き、それが花開いて、より良い未来を創りたいのです。
Q. 今後のビジョンについて教えてください。
会社員として年収1億円、そして複数の収入の柱を持つ人生。
私は現在、会社員という立場にいますが、まずは会社員として行けるところまで行きたいと考えています。具体的には、会社員として年収1億円を達成すること。会社員でこの数字に到達する人は多くありませんが、だからこそチャレンジしてみたい。ワクワクしているんです。
また、収入の柱は一つに限定したくありません。固定給、事業収入、配当収入、配信収入、不動産収入。複数の収入源を持ち、自分の好きなことをたくさんやっていける状態を目指しています。
例えば、営業代行として私の経験やノウハウを提供したり、自分の人生を発信してコミュニティを作ったり。不動産投資も視野に入れています。
自分らしく、自分の人生を生きることが、私の最大のビジョンです。
メッセージ
これから関わるすべての仲間へ
健康がすべてです。心と体が壊れたら終わりです。死の淵を見た私だから言えます。他人の評価ではなく、自分の心に従ってください。どれだけ転落しても意思と環境があれば、人は何度でもやり直せます。
昔からの価値観で、人が喜んでいる姿が好きという素敵な心に感銘を受けました。
伊藤 雅生(いとうまさき)
生まれ 1998年
活動拠点 東京
元自衛隊幹部の新人生伴走コーチング
1億2000万人の月曜日を豊かに
ずっと支えてくださるお客様を、何より大切に
自分が心から良いと思える情報提供を
感動を届け続ける
心に余裕をウミダス 