INTERVIEW
上野 剛 / Ueno Tsuyoshi
心に余裕をウミダス

経歴
大学時代に個人・法人向けの携帯販売で累計3500台を売り上げ、1位を獲得。その後、2023年にOpenSales株式会社を設立し、特定の商材に偏らない中立的な立場で顧客の支出を最適化する事業を立ち上げる。複数の通信・光熱費の会社と提携し、相見積もりが取れる代理店を立ち上げる。現在は個人および法人を対象に、携帯電話、通信費、光熱費、車両、各種サブスクリプションなど、日常的に発生しているコストを中立的な立場で診断し、「心に余裕を生み出す」固定費削減コンサルティング事業を展開している。
Q. 現在の活動について教えてください。
OpenSales株式会社の代表として、個人、個人事業主、法人を対象とした固定費削減に特化したコンサルティング事業を展開しています。
最大の特徴は、一般社団法人を運営し、コスト削減に特化した約100社の企業とコミュニティを構築している点です。
これにより、「コスト削減の総合窓口」として、どんな企業や個人が目の前に来ても、最適な削減提案ができる体制を整えています。
例えば、ある企業の100項目の経費を診断した結果、12項目で削減余地が見つかった場合、コミュニティ内の12社が協力して削減を実行します。電気料金、飲食店の調味料・お酒の仕入れ価格、役員報酬による税金負担など、多岐にわたる削減項目に対応できるのが強みです。
オフィス家賃やコピー機のリースなどのピンポイントで削減を行う専門家は多く存在しますが、全てを一括でシミュレーションし、顧客にとって楽で削減効果も大きい「総合窓口」を提供している企業は、中小企業向けではありません。私たちは、この隙間を埋める存在として、日々顧客と向き合っています。
Q. 活動のきっかけを教えてください。
原点は、大学時代に携帯販売で累計3500台を売り上げ、営業に没頭していた頃にあります。
当時、私は営業成績や高単価商材の販売に全力を注いでいました。ある日、自分のおばあちゃんの機種変更を担当することになり、真剣にプランを考えました。その時、祖母には月1,000円で済むプランが最適なのに、私が提案できるのは月9,000円〜10,000円のプランしかなかったのです。
1つの商材しか扱えない立場では、祖母にとって最善の提案ができない。すると、祖母から「大丈夫?仕事の仕方、しっかりできてるの?」と心配されたんです。
その言葉が、大きな転機となりました。
自分が提供していた商材は、本当に必要な人は全体の1〜2割しかいなかったのではないか。それなのに、営業成績のために高単価なプランを勧めていた自分の仕事に、初めて疑問を抱きました。
「顧客が本当に喜ぶ仕事とは何だろう」
その問いから、ギガ数が多い人も少ない人も、全ての選択肢を提示できる環境を作りたいと考えました。複数の携帯会社と提携し、相見積もりが取れる体制を整えました。
それまで携帯を売る仕事だったものが、関わる人の余白を生む仕事に変わりました。
この経験が、弊社の企業理念である「心に余裕を生み出す」というテーマにつながり、現在のコスト削減事業の礎となっています。
Q. 現在大事にされていることを教えてください。
私が最も大切にしているのは、企業理念でもある”心に余裕を生み出す“という価値観です。
ただ携帯を売る、ただ電気を切り替える、それだけではなく、関わった人が少しでも心に余裕を持てるかどうかを常に考えています。
具体的には、必要支出の最小化を徹底しています。
ただ、固定費を削減するのではなく、その人の生活にとって本当に必要な支出の中で、クオリティを担保しつつ最適化することが重要です。
例えば、携帯をよく使う人に一番安いプランを勧めて、1日目で通信制限がかかってしまったら本末転倒です。電気代を下げるために一番安い電球に変えて、薄暗くて仕事にならなければ意味がありません。生活の質を落とさず、無駄だけを削ぎ落とす。それが必要支出の最小化です。
また、削減の効果は長期的に見ると非常に大きいものになります。月1,000円の削減でも、年間で12,000円、80年で96万円になります。企業であれば、年間100万円の削減が50年続けば5,000万円です。この視点を持つことで、目の前の削減が未来にどれだけの余裕を生むかを実感できます。
印象に残っているのは、インフラ商材を取り扱いしている会社様の事例です。経費がかさみ、新規事業への投資が難しい状況でした。携帯料金を見直したところ、40台分で月40万円かかっていたものを、月10万円まで削減できました。年間で360万円の削減です。
その削減分で、月25万円の優秀な顧問を雇用したところ、会社の売上が大きく伸びました。コスト削減が単なる節約ではなく、新たな挑戦への投資につながり、さらに余裕を生む。この循環に関われたことが、何より嬉しかったです。
Q. 今後のビジョンについて教えてください。
全国民が安心して暮らせる、1兆円規模の社会インフラを作る。
これが、私のビジョンです。最終的に、弊社のサービスが日本を支える社会インフラとなることを目指しています。
現在、50代以上の方々を中心に、オンライン化に追いつけず困っている人が急増しています。データ移行や設定が分からずショップに行っても予約は1週間先、データ移行をお願いするだけでも約8千円の費用がかかり、YouTubeで調べようにもその使い方すら分からない。国はマイナ保険証などのオンライン化に多額の予算を投じていますが、多くの人が使いこなせていません。この情報格差を埋めたいのです。
そこで私たちが構想しているのが、月1,000円で通い放題の「スマホカフェ」です。スマホの相談、修理、買取、販売、オンライン機種変更のサポートまで、全てを一つの場所で提供します。公民館でのスマホセミナーも定期的に開催し、高齢者の方々が安心してデジタル社会に参加できる環境を作ります。
目標は、1駅に1店舗、全国1万店舗の展開です。現実可能性が低いと言われるかもしれませんが、だからこそ挑戦する価値があると信じています。
全国民が、いつでも駆け込める場所がある。困った時に、すぐに助けてもらえる。そんな社会インフラを、私たちの手で創り上げたいのです。
メッセージ
今後も、良い企業が残り、世の中に良いことを広げていってほしいと心から願っています。
もし企業のコストを極力削減し、新たな事業投資をしたいとお考えの方がいらっしゃれば、ぜひご連絡ください。
また、政治家の方や国の課題解決に関わる方々とも、ぜひお会いしたいと考えています。私たちのサービスは、国単位での課題解決にも貢献できると確信しています。
そして、一人ひとりが抱える不安をなくし、いつでも駆け込める場所を作りたい。オンラインが苦手な方にも、オンライン対応できる方にも、全ての人が安心して暮らせる環境を整えていきます。
一緒に、良い世の中を作っていきましょう。
終始インタビューをさせていただいて、世の中に良いことをしたい、という想いがひしひしと伝わってきました!
上野 剛(うえの つよし)
生まれ 1998年
活動拠点 東京
元自衛隊幹部の新人生伴走コーチング
1億2000万人の月曜日を豊かに
ずっと支えてくださるお客様を、何より大切に
自分が心から良いと思える情報提供を
感動を届け続ける
心に余裕をウミダス 
